【体操はキツイから嫌だ】
【体操は出来ないから参加したくない】
【体操は面白くない】
では、その体操の場で
『この場にいても安心する』
『この場で何か役に立っている』
『この場で前向き取り組める』
という気持ちになっていただくには…。
①『出来ている!これなら出来る』という内容で【自身の身体は動ける、ここまでなら出来る!】という自覚と自信
②『私でも皆さんと一緒に、皆さんの為にこの場づくりに役立っている』という一体感
③『こういう事をすると、より良くなるのね…』という分かり易くて意欲が湧くような説明
例えば、
①立位なら
歩いたり、立つ・しゃがむ動作を使って自分の身体をしっかり使っていると実感
椅子に座っての方でも
このやり方なら気持ちいい!さっきよりも楽になった!と心と身体の良いところへの気づき
②準備や片付けも一緒に行っていただくことで、場を一緒に作っているという実感・社会参加
内容を指導者が一方的に決めるのでなく、皆さんで内容を決めたり、各自でどこまで動かすか考える事で【自分たちの場】という認識
③ここまでなら出来た!私でもよくなった!という気持ちで意欲が出たところで、それを分かり易く論理的に説明して、腑に落ちる・納得
⇒その後『こうすれば更に…』『こういう動きも‥』とさらに意欲を引き出す
『これで充分なら、今日はここまででやってみましょう』とフォローすると更に良し!
どの様な気持ちでこの場に居て頂くのが良いのか…。
体操の内容だけでない、楽しいコミュニケーションだけでない
そんな体操指導を目指していきたいですね。
4月から開催【介護の現場ですぐに活かせる運動指導のキソ】