介護施設での体操を
『楽しいレクリエーション』として、だけでは無く、利用者様のやる気と効果を引き出す
ワンランクアップ上の指導を目指すには‥。
楽しく、明るく、パフォーマンス良く、というのは
様々な動画を参照にして頂ければ良いかと思います。

私が指導先の方(参加者やスタッフ、管理者)の方からよく言って頂けるのは

『説明がしっかりしているから、分かり易い』

『理論立てて体操を教えてくれるから、体操の意味が分かる』

『色んなレベルの方が居るのに、様々な声掛けで一緒に取り組める』

盛り上げる、明るく、勢いよく、というのは正直得意では無いのですが、
上記の感想を言って頂ける指導法により、楽しさと効果とやる気を両立した指導が出来ていると思います。

ではその指導をするのに必要な事は‥。
指導のキソを学んで習得する事です。

キソとは‥。
様々な体操をバリエーション豊かに知るのではなく。
2つのポイントを習得する事です。
一つ目のポイント
①体操で行う動きの裏付けとなる身体の知識、筋肉や骨などの基本的な解剖学を知る事。

例えば、肩こり改善の為のストレッチがありますが、
『その動きでは筋肉や骨はどのように動いているのか?』が分かる事により

・正しい動き、ポジションが理解できる
・身体が硬い方への対応法が考えられる
・様々な柔軟性の方へのきめ細かな声掛けが出来る
・なぜ肩こりに良いのかが、参加者に説明できる

そうする事で、説得力のある指導が出来るようになります。

もう1つのポイント
②指導の循環スキルを活かす

体操指導を行う際に、参加者の方とどのようなコミュニケーションをとっていますか?
楽しい話題や笑いの要素を無理に入れなくても、参加者のやる気と笑顔を引き出す指導が出来ます。
参加者のやり方を尊重する事。
動機付けや賞賛の言葉がけ。

正しく分かりやすく伝えて、体操に取り組みやすく。
参加者を洞察して必要であれば修正して。

これらを段階ごとに行うのが指導の循環スキルです。
私の指導が『分かり易い』と言って頂けるのもこの指導の循環スキルを活用しているからです。

修正や動機づけも、段階ごとに行いますので、様々なレベルの方が混在しても、都度対応できます。

この2つのポイント
①基本的な解剖学
②指導の循環スキル
を習得する講習会をこの春開催します。
『介護の現場ですぐに活かせる運動指導のキソ』
4月14日、4月28日、5月12日、5月26日(すべて日曜日)
4日間のカリキュラムです。
場所は神戸元町

講師は
同じ健康運動指導士で介護予防主任運動指導員でもある井上春菜さんと石井です。
井上さんは介護施設・介護予防の現場での運動指導の経験が豊富。
2人で指導法と解剖学を分かり易くレクチャーさせて頂きます。
また、指導ドリルもたくさん行いますので、実践的に習得できます。

詳しくはこちらをご覧ください。

介護施設・介護予防での運動指導を、現場で役立つ実践的なスキルで基本から学びたい方は必見です。
是非ご検討くださいませ!