ウォーキングだけでは筋力維持出来ません。
毎日歩いているから、私はきちんと介護にならない為に運動している‥
とは言い切れません。
それは、筋力をつける体操をしていないからです。
歩くことは筋力をつける体操は言えないからです。
人は、40歳を過ぎると1年間に1%ずつ筋量が低下します。
大きな筋肉である下肢筋(太ももを中心とした脚の筋肉)の筋量は
60歳になると20歳の時より40%も減少します。
筋量が低下するという事は、筋力も低下。
- つまずきやすくなる
- 歩くのが遅くなる
- 立ち座りなどの日常生活がおっくうになる
心当たりがある方は、注意!
そのまま何も対策をしないと、寝たきりになる可能性が高いです。
筋量が落ちて、身体の機能が低下する事を
『サルコペニア』と言います。
(『サルコ』は筋肉、『ぺニア』は減少を意味します)
『寝たきりにならない為に、運動しています、毎日ウォーキングを続けています…』
これ、サルコペニアの予防にはならないんです!!!
その『サルコペニア』予防する為の運動は【筋トレ】と呼ばれる運動です。
ウォーキングは【有酸素運動】と呼ばれ、【筋トレ】ではないのです。
認知機能低下予防や血圧の改善、持久力向上、脂肪燃焼などに効果はありますが、
筋力を上げる事はほとんど期待できません。
(歩くこと自体がかなり負荷のいるほど低体力の方にとっては、筋力をつける効果は期待できるかもしれませんが、普段の歩行に問題ない方にとっては、筋力向上は期待できません)
【筋トレ】をすることで、サルコペニアの予防に繋がります。
では、どんなことをすれば【筋トレ】になるのでしょうか?
今まで、筋トレしたこと無い方が
『じゃあ、いまから筋トレ始めよう!』と思っても、
なかなか習慣化するのは難しいですよね。
日常生活の動作で筋トレできちゃうんです!
例えば、洗面。
このように洗面台に顔を近づける方いらっしゃるんではないでしょうか?
これを、このようにしてみたら…。
これで、太ももの筋トレになるんです♪
- 腰を後ろに引きながら
- 椅子に腰かけるように落とす
- 背筋をのばし
- 両脚で床を押して踏ん張る
こうして洗面台に顔を近づけると、太ももに力が入ってトレーニングになります!
これ『スクワット』の動作と一緒なんですよ~~~(^-^;
わざわざ筋トレの体操をするのが面倒くさい方は、顔を洗う時にこのようにやってみてはいかがですか?
サルコペニアの予防に繋がる筋トレの詳しいことは
https://sukoyaka-taiso.com/careprevention/
もご参照ください。