ご本人が体操についていけるか、行き帰りが心配で、付き添いの方(娘さんや、奥様、ご主人など)が参加されるケースがたまにあります。

そんな時に、ご本人が私の指示通りに動いていない・間違った動きをしている・何もしない、などの時に、付き添いの方が
手取り足取りその方を動かそうとしたり、注意や指摘をして、ご本人を怒らせてしまう事が見受けられます。

付き添いの方にフォーカス
①体操に期待して、何とかこの体操でご本人の改善を引き出したいという希望

→改善を望む気持ちが強いあまりに、出来るように出来るようにと無理に動かそうとする。出来ていないところに目が行って、そこを正そうとすぐに手が出てしまう。

②普段ご本人の世話などで疲れやストレスが溜まっていて、それを発散する場がないかも

→例えば、家で世話がかかったり、思いもよらない言動などでストレスを抱えてご本人にキツク当たっていたら、
体操の場で同じようなシーンがあったときに、同じようにキツク当たってしまう。
また、家では我慢していたとしたら、この体操の場で我慢しきれずに不満爆発。

③付き添いの方の目的目標がご本人のそれとずれてないか

→目的がご本人の方と共有出来ているか。ご本人は機能改善ではなくて、楽しい場に出かけるという気持ちがメインだったとしたら‥。
ご本人は目的がわからないまま、言われたまま参加しているとしたら、付き添いの方の要望を押し付けるようなサポートは本人からすれば困惑

④ご本人を観察する際に、動きのみを見ていないか

→動きが分からず困惑している表情なのに、キツク指摘するように誘導する。
本人は気持ちよく一生懸命に行っているのに、形が少し違うだけで直ぐに修正するように指摘してしまう。

 

ご本人にどの様に関わる・接するか
●ご本人の身体的精神的な特徴を知って気持ちによりそう

→体力や柔軟性、感覚器(視力、聴力など)、気分のムラ、新しいことに対する理解度等、様々な要因で
動きが出来る出来ないだけでなく、その時々のご本人の受け止め方(出来ないことに対するショックや不安、知られたくないという気持ちなど)ご本人にしか分からない、私たちが想像しているのとは違う反応かもしれません。
そこで、こちら側の気持ちや感覚、物差しでその方に接するのではなく、その方の身体的精神的な特徴を知ったうえで、
その方に寄り添う姿勢で声掛けする必要があります。

●ご自身のストレスを発散する場や、ご本人の事を考えなくてよい時間場所を作る

→もし不満が溜まっていて、そのはけ口がご本人に向かっているとしたら、付き添いの体操教室ではなく、ご本人と完全に離れての時間が作れるように別のサービスを考える。一緒に参加するとしても、横に付き添うのではなく、離れたところから見学したり、その時間だけ教室外で自由に過ごして頂くなど。

●ご本人の目的や取り組めそうなことを理解して、そこに沿ったポイントで観察する。

→最終的には体操をしっかり行って頂いて改善を目指すとしても、ご本人にその気がないと出来ません。
無理やり動かすのではなく、ご本人が動きたい!と思える様な、雰囲気になるように声掛けする。
動いていなくて、指導者をしっかりとみている、指導者の声を聴いている、周りを見ている等の何かしらのアクションや反応があるかもしれない。
それはご本人にとって、身体を動かすよりも先に大切な、心や脳を動かしているという大事なアクション。
ご本人の表情、視線、意識、など動きの形以外の要素も観察したうえで、修正するかどうか判断する。
また、キャッチのスピード、そこから表出させるスピードも人それぞれです。出来ていないからといってすぐ手を出すのではなく、待つ という姿勢も大切です。

ご本人にとってのスモールステップで。
ご本人の気持ちに寄り添って。
関わる方も気持ちも尊重して。

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